シミュレータ教習中、かわしたはずの暴走車に跳ねられて場内の笑いをかっさらったジーナです。
コヤマドライビングスクールの二輪教習では、第一段階の後半に1回、第二段階の最初と後半に2回「シミュレータ教習」があります。
車の免許をお持ちの方は四輪教習での経験からイメージできると思いますが、「シミュレータ教習って、実際どこでどんなことをやるの?」という方向けに今回記事にしてみました(* ˃ ᵕ ˂ )b
「服装なんてなにか関係あるの?」とお思いでしょう。しかしMT教習を受講中の、特に女性の皆さんはご注目ください…!
「シミュレータ教習?きっと座学メインでしょ」って感じで「今日は久しぶりにスカート履いて行っちゃお♪」と思う方もいらっしゃると思います。
しかし、MT教習の方はこのシミュレータ教習でもスカートはNGです。
上の写真のシミュレータはAT仕様でスカートでも問題なさそうですが、MT教習生はMT仕様のシミュレータにまたがりますのでスカートはやめておいた方が無難です。
ちなみに男女関わらず、普段の教習のように「足首やくるぶしが隠れる服装」を気にする必要はありませんし、ヘルメットやプロテクター・ゼッケンなどの装備も必要ありませんのでご安心を(^^)
「シミュレータ教習って何か特別な持ち物はいるの?」と気になりますよね。
◆パパルカード(教習生カード)
これはいつもどおりですね。持参して受付で提示しましょう。
◆免許証(他免許取得者のみ)
これも免許証保持者の方はいつもどおりですね。
「シミュレータだからいらないだろう」と思ってしまいそうですが、シミュレータ教習でも教習開始時に毎回確認がありますので忘れず持参しましょう。
◆コース図
入校時にもらった、両面にコース1とコース2が印刷されたコース図です。
ここでやっと登場するので探しておきましょう。
入校から時間が経っているので無くしてしまったという人は、受付かシミュレータ教習の際に申告しましょう。
新しいコース図をもらえます(銀条実践済)
◆筆記用具(シャープペンでもボールペンでもOK)
シミュレータ教習の時間の中で、この後の後ぐらいに控えている「第一段階見極め」についての説明もあります。
教官が見極め走行で気をつけるべきポイントを教えてくれるのでコース図にメモを取っておきましょう。
※このメモは検定に向けてかなり重要になりますので必ずとりましょう!!
◆教本
恐らく使わないと思いますが、教官によって違うかもしれないので念の為持参しましょう。
◆メガネまたはコンタクトレンズ
いつもの乗車教習と同じように、シミュレータのバイクを運転しますので必ず装着または持参しましょう。
1)パパルカード(教習生カード)
2)免許証(他免許取得者のみ)
3)コース図
4)筆記用具(シャープペンでもボールペンでもOK)
5)教本(念のため)
6)メガネまたはコンタクトレンズ
まずは普段どおり2階受付にパパルカードを提示して受付を済ませましょう。
すると2階受付前の待合スペースで待機するように告げられるのでおとなしく待ちましょう。
シミュレータ用の教室は同じ階の階段奥側になりますが、教習3分前ぐらいに今回の担当教官が待合スペースまであなたを迎えにきてくれます。
銀条の時は、全3回のシミュレータ教習は毎回違う教官でした。
教官はマイクを通さず直接名前を呼ぶので、聞き漏らさないように窓側ではなく通路寄りに座っていると聞こえやすいかもしれません。
シミュレータ教室に入ると正面に荷物棚があるので、コース図・筆記用具・免許証・メガネ・飲み物などを取り出して後は荷物棚にバッグを置きましょう。
生徒用の席は3つありますが決められていないので自由に座りましょう。
他の人の運転中の画面が見えやすくてオススメは1番奥の荷物棚側、運転してる人の背中しか見えずオススメしないのは入口側です。
シミュレータ教習は教官と、あなたを含めて最大3人の教習生の計4人のみで行います。
普段の乗車教習では一緒になることのないAT(オートマ)教習生とMT(マニュアル)教習生も一緒に受けることになります。
基本は座学ですが、バイク型運転シミュレータでの運転も入りますよ。
このシミュレータ、なんとAT教習生にはAT用のボディに、MT教習生にはMT用ボディをカンタンに付け替えることができるようになっているのです!
ただ「カポッ」と外して「カポッ」とかぶせるだけ…!
教官が二輪のボディを気軽に付け替える様子はなんだかシュール。
しかしハンドルの交換はできないのか、MT教習生はハンドルはAT仕様(クラッチがなく左右ともブレーキ)でボディはMTという不思議バイクでのシミュレーションになりますw
シミュレータの準備が整うと、一人ずつまたがって画面の中の道路で走行シミュレーションを行います。
ちゃんと鍵を回してエンジンをかけるところから始まりますよ( •̀∀•́ )b
シミュレーション走行の目的はこんな感じみたいです。
◆同じコースを違う速度で走ってみると、カーブの曲がり具合や制動距離はどう変わるか
◆急に右折してくる車、ものかげにいる歩行者などの動きをどれだけ予測できるか
シミュレータ教習中、教官には何度も「実際に公道でやれば事故になるような運転をこの教習中にたくさんやってください」と言われました。
危険行動がどんな結果を招くかを疑似体験してほしいんだなと思います。
銀条は極力安全運転を心がけていたにもかかわらず、物陰から出てきた対向車にぶつかるわカーブは膨らんでコースアウトで自爆するわ、対向車線でおかしな動きをしている暴走車を避けようとして跳ねられるわでクレイジータクシー(バイクだけど)状態でした。
教官からみると良い危険運転の見本だったろうと思います。
そして教習生全員のシミュレータ走行が完了した後は、コース図を使って見極め走行についての説明や質問受付の時間がありました。
「このカーブの手前のここで1速にシフトダウン」とか「ここでセンターラインに寄せておく」など、見極めおよび卒業検定の走行にも必要な重要ポイントやコツばかり出てくるのでたくさんメモを取った方がいいですよ!
普段の教習で聞きそびれていた事があれば、シミュレータ教習は落ち着いた環境で質問するチャンスなのでガンガン質問した方がお得です。
乗車教習や公道とはちがってシミュレータ教習では転倒も衝突もスピード違反もやりたい放題。
みなさんも思う存分走り散らかしてくださいね!
▼大型二輪のシミュレーター教習編もあります(*^^*)

▼他にもAT(オートマ)教習など、二輪教習中の記事たくさん書いてます(*^^*)♪
